便秘で死亡することもあるって本当?

『便秘で死亡することもあるって本当?』

 

便秘があまりにひどく、「このまま便が出ないようだと、最後はどうなるのだろう」なんて心配したことはないでしょうか。「ひょっとしたら、これが原因で最後は死んでしまうことがないだろうか」なんてことだって、頭をよぎったかもしれません。

 

便が腸内にとどまり続けると、どんどん水分が吸収されて硬くなっていきます。当然、さらに外には出にくくなるでしょう。解消とは遠ざかっていくばかりです。

 

こうなると、下剤は浣腸などを使うのも仕方がないでしょう。医師によっては手でかき出すようなこともします。

 

で、これを放置していると、死ぬこともあるかどうかです。結論からいうとあります。

 

便が腸管をふさいでしまう「腸閉塞」にまでなると、もう重症です。

 

「腸閉塞(イレウス)」というと、腸捻転や腸壁の癒着などで起きるのが一般的なイメージでしょう。が、便が完全にふさいでしまうようなこともあります。この場合は特に「糞便性イレウス」と呼ばれます。

 

この糞便性イレウスまでいっったかどうかの判断は、激しい嘔吐や腹痛があるかで、ある程度はわかります。

 

この状態で下剤を使うのは危険です。出口がないのに、腸の活動が活発化しますので、詰まっている部分にさらに負担をかけることにもなりかねません。

 

さらに悪化すると、腸管が破裂して死亡することさえあるのです。

 

ですから、便秘があまりに長く続いているようならば、この糞便性イレウスの可能性も考えて、自分での対策はあきらめ、できるだけ早く医療機関に行くようにしましょう。